じっとしていても汗にがにじみ出てくる暑い夏、アトピーの痒みの原因というと「乾燥」と思いがちですが、春夏におけるかゆみの原因が「汗」であることが多いってご存知でしたか?

汗による痒みの原因は、「汗をかく」という物理的刺激が皮膚の表皮を刺激するだけでなく、痒みの原因になるタンパク質やPHバランスの崩れ、微量の重金属などもあります。

なぜ、それらが汗で痒みを発生させるのか?どうしたら痒みを防げるのか、お伝えします。

なぜ汗で痒くなる?

1.皮膚表面の常在菌(Malassezia globosa)が増殖、痒みの原因となるタンパク質を放出するため

痒み物質とされるヒスタミンは、タンパク質。

本来ならば体内でその多くが分解、無毒化されて、汗や尿となって体の外へ排泄されますが、体内で十分な量がに分解されていないと、皮膚表面に出てきたときに痒み刺激を引きおこすことがあります。

問題は、皮膚表面の常在菌が増えることが悪いのではなく、痒み物質の元になるタンパク質が体内で十分に分解、無毒化できていないこと。

 

2.PHバランスが崩れてバリア機能が低下するため

かいた汗をそのままにしておくと、水分は蒸発しますが、汗に含まれる刺激物質(塩分やアンモニア)は皮膚に残ります。

さらに、皮膚に残ったアンモニアが分解されると皮膚表面がアルカリ性になり、バリア機能が低下して外部からの刺激が入りやすくなってしまいます。

お肌のPHバランスは、弱酸性に保たれているのが正常で、弱酸性であることで外部からの刺激をブロックし、細菌やウィルスの感染を防ぎます。

汗をかいたら直ぐに拭く、または洗い流すことを徹底することで、痒みは最小限に抑えられますが、最も大切なことは、排尿・排便を我慢せず、しっかり排泄される体と環境をつくり、便や尿で汗に含まれるアンモニアを最小限に減らすことです。

 

3.微量の重金属がタンパク質と結合すると、痒み物質になる

ニッケルやコバルト、クロム、アルミニウムなどの重金属は便や尿で排泄することができないため、その多くは汗と共に体の外に排泄されます。

ごく微量の重金属であっても皮膚表面でタンパク質と結合すると、痒みを引き起こします。

金属製のアクセサリーだけでなく、歯の詰めもの体に触れるもの薬剤やワクチンに含まれるものにも注意が必要です。

汗=悪者ではない

痒みの原因になるだけでなく、匂いや衣類のシミ、化粧崩れの原因にもなる「汗」。

ついつい敵対視しがちですが、汗は必ずしも悪者ではありません。

人間の体温は、汗によって一定に保たれています。

特に暑い夏に汗をかけないと熱中症になりやすく、体温調節のために汗は欠かせない、ということを知っておきましょう。

汗をうまくかけないために、「熱がこもって苦しい」と仰るアトピーの方は非常に多いです。

便や尿で排泄できない重金属系の有害物質を排泄してくれるのも「汗」です。

痒みの原因にもなってしまう汗ですが、人間が生きていく上でとても重要な役割を担っています。

汗をかくことは止められない以上、痒みともうまく付き合っていく方法を見つけた方がアトピーはよくなっていきます。

汗による痒み、どう防ぐ?

できる限りでいいので、汗をかいたら直ぐに拭く、または洗い流すこと徹底しましょう。

その際、皮膚をゴシゴシこすったりすると皮膚表面の角層を傷める場合があるので、注意しましょう。

シャワーなどで洗い流すときは、洗浄力の強い石鹸は必要ありません。

水や、ぬるま湯で流すだけで、余計な雑菌類や皮脂は十分に洗い流せます。

 

できるだけリネンやシルクなどの通気性が良いゆったりとした服を選び、下着こそ自然素材にこだわって衣類から工夫してみましょう。

ワイヤーなど金属、化繊のゴムなど、体を締め付ける下着や衣類は皮膚との摩擦が生じやすく、痒みにつながります。

またポリエステルやレーヨンなどの化繊は静電気を引き起こしやすく、帯電によって神経伝達不良の1形態である痒みが現れるため、極力避けるように気をつけましょう。

 

口から入れたものは新しい細胞の材料になり、古くなった細胞は常に皮膚や髪の毛や便や尿となって体の外に捨てられ、私たちの体は日々生まれ変わっています。

便や尿をしっかり出せるような体と環境をつくり、入れたものは出すことを心がけましょう。

具体的に言うと、食事の内容や運動(生活習慣)、睡眠です。

鍼灸で体の内側から痒み物質をやっつける

皮膚は人体最大の排泄器官であるため、皮膚を使って有害物質を排泄することは、体にとってとても楽なことなのです。

体の内側で痒み物質やアンモニアなどの尿毒を分解し、便や尿で排泄できると、体にとって有害な物質を皮膚から排泄しなくて済みます。

そのためには、きちんと毎日排便、排尿できる体と環境を整えることが大切です。

鍼灸は血管自律神経を整えることによって、排便・排尿を促し、神経伝達をスムーズにし、体の内側から痒み物質を代謝、排泄できる体をつくっていきます。

アトピーをよくしていきたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。

当院では、ステロイドなど薬を使うことを否定したり、または脱ステを強要したりすることはありません。

また極端な食事制限や、高額なサプリメントを販売することもありません。

現在のあなたのお身体の状態を診断・治療した上で、鍼灸でできること・できないことと、その他あらゆる選択肢を提示し、これから未来に向かってどうやってアトピーを治していくのか、ご自身に判断していただきます。

治療とは、主体的であるべきである、というのが、当院の治療方針だからです。

 

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アトピーと汗疹の見分け方

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自己流で脱ステロイド?

【アトピーをよくするための10の基本事項】

①アトピーノートを作ろう!

②爪のお手入れをしよう!

③アトピーの回復を最も助けてくれるもの

④毎日、お風呂に入る必要はない。

⑤ファッションのキーワードは「コットン」

⑥洗濯用洗剤がアトピーの原因になることも・・・

⑦1日1回のハウスダスト対策

⑧やっぱり運動もしなくっちゃ。

⑨シーソーが揺れ動くのを楽しんでしまうくらいの気持ち(マインド)

⑩独りでがんばらなくてもいい。

 

鍼灸がアトピー性皮膚炎に効果的な理由

 

 

鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。

定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。

心と身体が丈夫になり、

柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。

自信が持てるようになり、

リラックス、ストレス軽減効果があります。

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