※【アトピーがよくなる10の基本事項】と題して、アトピーをよくするためには、これだけは基本中の基本!というものをまとめました。
アトピー・プログラムなどでお渡ししている「アトピーを劇的によくするための10のセルフケア」PDFファイルの内容と重複している部分もありますが、セルフケア以前の、基本中の基本について書いています。
アトピー歴40年の私からすると当たり前と思っていることが、患者さまなどを拝見していると意外や意外、ちゃんとしてない人が多いことがあります。
その1つが、爪のお手入れ。
ピカピカに磨いてマニキュアを塗る訳ではありません。
アトピーに痒みはつきもの。
食事を気をつけたり、感情をコントロールしたり、鍼灸治療を受けたり、痒みを減らす手立てはいくつかありますが、「痒くて掻いてしまう」前提で対策しておくのに越したことはありません。
掻いたらあかん!!!と頭では分かっていても、無意識のうちに手が伸びて掻いてしまっていますから。
同じ「掻く」という行為も、長~い爪と、短い爪でやるのとでは、傷になってしまう程度が違います。
だから、痒みがあって、傷になるほど掻かずにはいられないアトピー肌の方は、小まめに爪を切って短くしておきましょう。
もちろん、爪を切った後は、やすりで爪の先をキレイに整えてくださいね。爪が弱くて、頻繁に爪を切るのが難しい方は、小まめにやすりをかけて短い爪をキープできるといいですね。
お子さまの場合は親御さんが大変ですが、爪切りを小まめにするだけで、随分掻き傷が減りますよ。
週に1回は、お子さまの爪をチェックしてあげてくださいね。
私はアトピーがよくなった今でも爪は短く整えています。
ちょっと深爪ぎみですが、医療系など、爪を伸ばせない職業の人は爪が短い人が多いせいか、あまり見た目は気になりません。
ジェルネイルをしたら、傷になりにくい。というお話をネットでよく拝見しますが、爪が弱くなったり、アレルギーの心配があったりしますから、リスクを考えると
あまりおススメはできません。
面倒ですが、爪のお手入れ、がんばりましょうね。