1年中、いつも同じスキンケアをしていませんか?
夏は日焼け止めをこまめにぬったり、冬は保湿をしっかりしたり、自分なりのスキンケア・ルーティーンをお持ちの方も多いと思います。
では、乾燥が気になる冬は一体どうしたら良いのでしょうか?
保湿クリームをぬるだけで良いのでしょうか?
アトピー性皮膚炎の場合は、どうしたら良いのでしょうか?
冬は物理的に皮膚の水が蒸発していく
冬になると気温や湿度が低くなって、空気が乾燥してきます。
そこで皮膚は気温や湿度に対応して身体を守るために、毛穴を引き締めて汗を止め、角層を厚くし、皮膚を硬くします。
皮膚の存在意義は、人の身体を外界から防御することだからです。
ところが、身体を守るために皮膚ががんばっていることと、皮膚が潤いを保っていることはイコールではありません。
洗濯ものが乾くプロセスをイメージしてみてください。
洗濯物が乾いてゆくとき、水は繊維の間を流れつつ蒸発して行きます。
なぜ蒸発するのか?
人の体内と、身体の外では温度や湿度が違うため、物理的作用(気化)によって体内の水が蒸発して行くからです。
肌の防御力は人それぞれ
実は皮膚科学会などの一次情報では、冬に特化したスキンケアの明確なガイドラインはありません。
これは季節に関係なく、身体の内部環境や外部環境、ライフスタイル、その人の免疫力によって皮膚の防御力は変化するものだし、また皮膚の状態は年齢によっても変化するし、このようにさまざまな要因で皮膚の状態が不安定な人いるものだから、と私は考えています。
つまり、どんな季節であっても、その人の皮膚の状態にあったスキンケアをする、というのが、皮膚科医学の基本なのです。
乾燥には「保湿」
冒頭でお伝えしたように、皮膚の状態は気温や湿度の影響を大きく受けます。
皮膚が健全な状態であれば、適度な油分が皮膚の表面を覆っていて、乾燥によるダメージは最小限に抑えられるのですが、日焼けやアトピーなどの炎症によるダメージがあったり、更には50歳以上になると皮脂腺や汗腺の分泌量が衰えてくるために、皮膚を保護する天然の保湿成分が作られにくくなってきます。
作られない場合はどうしたら良いか?
皮膚を保護する油分をぬる、つまり保湿すればいいのです。
ところがアトピー性皮膚炎のように皮膚に炎症を抱えている場合では、保湿することで痒みが発生することがよくあります。
皮膚の状態が健全でないために、どんな保湿剤であっても皮膚には刺激になってしまう場合があるからです。
ご存知の方も多いと思いますが、大抵の化粧品・保湿クリームには以下のような文面が裏面に書いてあります。
いつでも・どこでも・何歳であっても・炎症を抱えていても、すべての人に合った保湿剤はありません。
優秀な皮膚科医であればあるほど、ステロイドなどの薬剤を使う時も部位や炎症の程度によって細かく保湿剤のぬり方や、ぬるタイミングを指導します。
ですから、保湿剤を選ぶ基準は、いつでも今の自分の皮膚に合っているかどうかです。
沙羅鍼灸院では、皮膚医学のガイドラインにのっとった保湿、脱保湿の指導も行っております。
できるだけステロイドや薬に頼りたくない方は、お気軽にご相談ください。
鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。
定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。
心と身体が丈夫になり、柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。
自信が持てるようになり、リラックス、ストレス軽減効果があります。
冷え性・むくみ・慢性疲労・便秘・肩こり・頭痛などでお悩みの方は
根本から体質を改善して健康な身体を作る沙羅鍼灸院へご相談ください。
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