お昼寝なんて、ナマケモノみたいって思っていませんか?

質のよい睡眠が健康であるために重要だということはよく知られていますが、大人でも短いお昼寝をする習慣のある人は、習慣のない人に比べて死亡リスクが下がるという研究結果が出ているのをご存じでしょうか。

昼間に眠くなるのは自然の生理現象

お昼ご飯を食べた後、眠くなったことはありませんか?

これは、食べたものを消化しようと消化管に血液が集まるために、脳の血流が不足することが理由と言われています。

特に胃腸など消化器機能が弱っておられる方や、元々ちょっと弱い方、または体表面の血流が増えて体幹部分の血流が減る夏は、食後や昼間に眠気が強く出ます。

昼間に眠くなるのは、睡眠と覚醒のサーカディアンリズム(生体リズム/体内時計)による影響もあります。

サーカディアンリズムは1周期が約25時間。

この周期は半日周期の2つで構成されており、昼過ぎに小さな眠気のピークがあります。

つまり、私たちの眠気のピークは、お昼の1~2時頃と、夜の11時頃の1日2回ある、ということ。

お昼ごはんを食べた後に眠気を感じるのは、実は生体リズムにしたがった自然な生理現象なのです。

お昼寝のストレス解消とリフレッシュ効果

自然の欲求に従ってお昼寝することは、さまざまな効用が認められています。

なにかに集中しているとき、人の脳は一部分に血流が集まり、猛烈に活動している状態になります。

ところが、ずっと活動し続けるとオーバーヒートしてしまうので、自己防衛のために危険信号を発します。

特に暑い夏は、体の上焦部(頭から胸)に血流が集まりやすいため、脳や心臓の血管がオーバーヒートして詰まったり、切れたりしやすくなるので、体を守るために危険信号を発して眠気が出やすくなります。

そこで短い睡眠をとることで、脳へ集まった血液を全身に流し、脳や心臓を休息させることで危険な事態を回避しているのです。

また睡眠は一時的にでもあらゆるストレス源をシャットアウトしてくれるので、短い睡眠でも心身ともにリフレッシュすることができます。

ちょっとした油断や不注意が大きな事故を引き起こしかねない建設業などの仕事に従事する人達が、昼休みに一眠りしたり、タクシーの運転手や車で移動する営業マンが路上に車を止めてお昼寝をするのは、仕事のパフォーマンスを上げ、事故を未然に防ぐために理にかなったことなのです。

15~30分の短いお昼寝が健康の鍵

2020年のヨーロッパ心臓学会で中国の広州医科大学が発表した研究によると、お昼寝を1時間以上する習慣のある人は、昼寝の習慣のない人に比べて心血管疾患の発症リスクが34%、全死亡リスクが30%も高いことが分かっているそうです。

つまり、この研究報告は、長すぎるお昼寝はサーカディアンリズムを乱して睡眠の質を低下させ、人の生体活動を低下させてしまうため、むしろ健康を阻害する要因になることを示唆しています。

人間の体は、日中は活動的に過ごし、夜は休息をとる時間になるように設計されています。

睡眠の役割は、起きている間に蓄積した疲労を回復し、エネルギーをチャージすること。

日中に動いて疲れた分だけ、夜は休息を欲します。

健康な大人なら、夜の睡眠で十分に疲労の回復とエネルギーチャージを行うことができますが、何がしかの疾患を抱えていたり、過酷な環境(気温が35℃を夏日や肉体労働など)で余分にエネルギーを奪われる場合は、昼間も眠気に襲われることが少なくありません。

暑い気候の国々でシエスタの習慣があるのには理由があるのです。

サーカディアンリズムを乱さず、疲労回復とリフレッシュに最適なお昼時間は、15~30分。

特に日照時間が長く、暑さで体力が奪われる夏は、お昼寝の効果が威力を発揮する季節。

短いお昼寝をうまく取り入れて、暑い夏を乗り切りましょう。

睡眠に問題を抱えておられる方、短いお昼寝をしても夏バテ症状や疲労が抜けない方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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