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二十四節季では8月23日に処暑に入り、暑さが落ち着きだす季節に入りました。

体温ほどの暑さの日が続くと、いくら暦の上では「秋」になった、と言われてもピンとこないかもしれませんが、少しずつ陽が沈む時間は早くなり、夜には秋の虫の鳴き声が聞こえます。

人も含めて万物はすべて陰陽消長のリズムの中に生かされていることを感じます。

 

紀元前に完成した東洋医学の医学書『黄帝内経』には、すでに季節の移り変わりが人の身体に与える影響を捉え、春夏には血気が盛んになり、秋冬は弱まることが記されています。

月の満ち欠けも同様に人の身体に影響を及ぼし、月が満ちると血気が盛んになり、月が欠けるのと共に弱まります。

そして東洋医学では、自然の季節の変化に合わせたライフスタイルこそが、最高の養生法と考えられています。

 

芽生え(春)、生い茂り(夏)、実り(秋)、枯れ落ちる(冬)。

自然はそのままの姿で十分に完璧で美しく、土の中に隠れ潜んでいるそのときでさえも価値があることを教えてくれます。

 

現代社会の中で暮らしていると、日常に溢れる騒音や聞こえてくる声、人工的な光やいろいろな目に敏感に反応してしまい、自然の季節の移り変わりや、自分の身体の声を聞き逃してしまうことがあります。

 

病の直中にあるときは、ほんの少しの気温の変化も恨めしく感じるものですが、自分勝手な思いとは裏腹に、身体は常に自然の季節の変化に応じます。

宇宙の一部である身体にとっては、季節の変化に応じることこそが、ありのままの自然な自分であることだから。

どんなときも、身体は自分にとっての最善を尽くしてくれているのです。

つまり、ありのままの自然な自分であるライフスタイルこそが、最高の養生法ということ。

 

奇しくも明日は満月。

背伸びしなくても、人と違っていても、ありのままの自分を、自分が感じること。

感じてみませんか?

 

 

 

 

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