疲れがたまっているのに休めない。
調子が悪いのにプロのメンテナンスを受けに行く時間がない・・・
そんな人におすすめするのが「お灸」によるセルフケアです。
仕事の合間に、家でくつろぎながら、ちょっとした不調を放置せず、早め早めに改善するようにしておくと、病院やお薬のお世話になることも減ってきます。
今日は服を着たまま、いつでもどこでもできて「万能に効く」と言われているツボをご紹介しましょう。
手の陽明大腸経 合谷(ごうこく)
ツボの位置は、人差し指と親指の2本の骨が交差するところのくぼみに取ります。
人差し指の先から始まる手の陽明大腸経絡のツボですから、2本の指の合流地点と言っても、やや人差し指側に取るのが正解。
写真のように、人差し指と親指でOKの形を作るとよく分かります。
ペコッと凹んでいたり、ポコッと盛り上がっていたりします。
お灸がおススメですが、ツボ押しも効果があります。
目が疲れたな~、ちょっとイライラするっ、そんなときはグ~っとツボ押ししてみましょう。
ツボ押しするときは、1・2・3・4と数えながらゆっくり押していき、また1・2・3・4と数えながら力を抜いていきます。
合谷の効果
合谷は万能に効くツボとして有名です。
例えば頭痛にも効くし、花粉症にも効果があるし、難聴や歯痛、にきび、アトピー性皮膚炎の治療にもよく使われます。
肩こりだって楽になりますし、いびき、風邪をひいたときも良いし、イライラして怒りっぽくなり精神的に不安定なときとか、寝つきが悪いとき、めまいがするときにも使えます。
大腸経のツボですから便秘や下痢にも効果的です。
どうしてこんなに色々な症状に効くのかと言うと、山の谷の下に広がる扇状の土地では、山から扇状に広がった土地にむかって空気の流れが出口を求めて逃げる様のように、気をスムーズに流す作用があるからです。
だから「合谷」というのですね。
気を流す、気の巡りをよくする、ということは、血流を良くしたり、むくんだ体の水を流す、といった働きを促すということですから、色々な症状に効果があるのです。
お灸をするときの注意点
お家でお灸をするときは、市販の台座灸を使うことをおススメしています。
台座の底面がシールになっているため安全で扱いやすいからです。
煙が出ないもの、火を使わないものなど、さまざまな種類のものが市販されていますので、ぜひお気に入りを見つけてください。
もちろん当院でも取り扱っております。
お家でセルフ灸をするときは、お灸は熱さをしっかり感じるまで。
熱さを感じにくいときは、お灸をしたところの皮膚がポッと赤くなってきたらOK。
熱い時は無理に我慢せず、直ぐに外してくださいね。
とても気持ちがいいのでついウトウトとしてしまうのですが、お灸をしているときは、動いたり眠ったりしないように注意しましょう。
火の元にはくれぐれもご注意を!
お灸の仕方やツボの取り方を知りたい!という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
さまざまな不調のご相談も承ります。
Youtube動画も合わせてごらんください!
鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。
定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。
心と身体が丈夫になり、
柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。
自信が持てるようになり、
リラックス、ストレス軽減効果があります。
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