9月に入り、朝晩には秋の涼風が吹くようになってきました。
皆さんはいかがお過ごしですか?
夏は活動的になりやすい季節。
このへんでちょっと休憩した方がいいかもしれません。
このままの勢いで行くと、本格的に涼しい秋になった途端、夏の疲れが出てきて、乾燥した咳や喉の痛みが出てしまいます。
猛暑日が頻発したこの夏は、さすがに私も運動量が減っていましたが、夏にあまり汗をかかずに放熱が不足していると秋の涼風で冷えたときに病気になることが分かっているので、8月の終わりごろからせっせとお散歩したりして運動量を増やしています。
皆さんは病気にならないための体調管理、どうされていますか?
「未病治」とは?
「未病治」という言葉を聞いたことはありますか?
TVのCMの影響で広く知られるようになったこの言葉は、「治未病」=未だ病まざるを治す、という東洋医学の概念から来ています。
あなたにとって「健康」とは、どんな状態でしょうか?
お医者さんに大丈夫と言われたらOK、健康診断で数値的に問題がなかったら健康なのでしょうか?
どのタイミングで病院を受診しますか?
東洋医学では
「健康の度合いは高い状態から低い状態まで幅があって、それがさらに低くなると病気の状態に至る」と考えます。
だって、自分にとって「健康」と思える状態って一人ひとり違うから。
病院では問題ないと言われても、自分では本当に辛い症状があるときもあるから。
それは、数値や理論では計れません。
だから「未病」とは、病名がつくほどではないけど改善したい不調があったり、自分では自覚があまりないけど病気の前段階になるような症状を指します。
例えば
・病院を受診するほどではないけど調子が悪い
・病院では問題ない、または治療法がないと言われたけど、何とかしたい
・今は体調が良いけど、(調子が悪くなったら嫌だから)調子が悪くならないように治療を受けておこう
というような状態や、気持ちになるときです。
その未病を改善したり、予防したいときに行うセルフケアやメンテナンスのことを「未病治」と言うのです。
病院では「未病」の治療は、してくれない
超高齢化社会になり、病気を予防したい、介護で家族に迷惑かけたくない、どうせ死ぬならPPK(ピンピンコロリ)で行きたい、という方が増えてきました。
病気には、頭痛、生理痛、貧血、肩こり、足のむくみ、身体のだるさといった軽いものから、癌、膠原病、自己免疫疾患、脳血管障害などの重い病気、そして糖尿病、高血圧、痛風などの生活習慣病に至るまでいろいろあります。
どんな病気であっても、予防には食事や運動といった生活習慣が大事です。
それが大事だと分かっていても、ご飯を炊いたり、歩くことすらしない人もたくさんいます。
病院は病気になったら薬を出したり、点滴をしたり、手術をしたり、リハビリの計画を立ててくれますが、病気になる前段階の「未病」の治療はしてくれません。
「未病」の段階で行うセルフケアやメンテナンスは、自らが主体的にやることなんですね。
あなたはどうしたいですか?
病気になってから治療しますか?
それとも今から病気を予防していきますか?
自分でできることはセルフケア
できないことはプロの助けを借りる
子どもの頃からアトピー性皮膚炎で悩み、大人になってからも心と身体のことでいろいろとこじらせてきた私は、鍼灸師になってからも今もいろいろな病気の勉強をしています。
健康であることの喜びは何ものにも代えがたく、一人でも多くの方にこの喜びと安心感、快適さを知っていただきたいからです。
セルフケアのはじめの一歩は、自分を知ることです。
その次に大切なのは、学んで実践すること。
その繰り返しが、自分という心や身体、ライフスタイル、環境に合ったセルフケアになります。
そしてセルフケアで不調が改善しないときは、プロの力を借りることを検討しましょう。
今は健康をサポートしてくれる様々な専門家がいます。
東洋医学の鍼灸が必要なときは、どうぞ当院にご相談ください。
セルフケアを学びたい方は、運動しなくても動けるからだをつくるSelfactレッスンをどうぞ。
オンラインでも受講できますよ。
鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。
定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。
心と身体が丈夫になり、柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。
自信が持てるようになり、リラックス、ストレス軽減効果があります。
冷え性・むくみ・慢性疲労・便秘・肩こり・頭痛などでお悩みの方は
根本から体質を改善して健康な身体を作る沙羅鍼灸院へご相談ください。
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