アトピーと診断された子どもに、0歳児からステロイドをべったりとぬる治療に疑問をお持ちのお母さんも、そうでないお母さんも、子どもの健康を願う気持ちは同じです。

とはいえ、個人的には0歳児からステロイドをぬることには、かなり抵抗と疑問がありますので、「ぬらない」選択をしたいお母さんと子どもちゃんがおられたら全力で応援します。

生後4か月からステロイド治療を受けていた2歳の子の症例

Kちゃんは生後3か月の頃に湿疹が出始め、4カ月のときにアトピーと診断されてステロイド治療を始めました。

最初の1カ月は毎日べったりとステロイドをぬり、徐々に減らしていくプロアクティブ療法だったようです。

1年半ほど続けてもなかなかよくならないことに疑問を感じたお母さんが、色々とご自分で調べて2歳を目前に脱ステを始められました。

当院を始めて受診されたときは、脱ステを始めて数カ月経った頃。

改善の兆しが見られず、Kちゃんの肌は全身がほとんど真っ赤でキレイな皮膚を探す方が大変という状態でした。

夜は痒みのために毎晩ギャン泣きするKちゃん。

Kちゃんもお母さんも毎日寝不足で、とても大変そうでした。

週に2回の小児はりを始めると、少しずつお肌の赤みが取れてきて、夜も頻回に起きなくなってきました。

2カ月ほどで部分的なアトピーを残す状態になり、週に1回ペースに来院頻度も減りました。

部分的なアトピーも、首がきれいになり、手がキレイになり、半年ほどでお洋服を着ていたらアトピーと分からないまでに改善しました。

小児はりを始めてちょうど1年経った今では、膝の周りに少し残っているくらいになりました。

傷にしみるからお風呂嫌いだったKちゃんも、いつのまにかお風呂好きになり、もう海に入ることだってへっちゃらです。

4月からは幼稚園へ入園。

来院当初、幼稚園に行くまでにはアトピーをよくしてあげたい、と仰っていたお母さんも、安心して送り出せる、と嬉しそうです。

セルフケアもがんばった!

脱ステ中は予想もしない色んなことが起こります。

大人の自分なら理解して我慢できることでも、「快」「不快」に正直で、自分の欲求にどん欲な子どもは我慢できないことが沢山あります。

食べもののこと、日用品のあれこれ、スキンケアの仕方、小児はりを受けに来院される度に、毎回お母さんとKちゃんと沢山お話して、セルフケアもがんばってくれました。

子どものアトピーとて、アトピーの治療は鍼灸だけでは難しい側面があるからです。

そのときどきで湧き上がる不安や疑問も、鍼灸師の私と話すことで解決策が見つかり、安心し、「自分の精神にとってよかった」とお母さんが仰ってくださいました。

子どものアトピーにも小児はり

小児はりは、アトピー改善のスイッチを入れるだけ。

たったそれだけのことで痒みが減って、痒みが減ることによって掻くことも減り、子どものご機嫌がよくなって、アトピーがどんどんよくなっていきます。

「不快」が「快」に変わることを子ども自身が実感しているので、痒くて「不快」になると、子ども方から「はりに連れてって。」と訴えるようになります。

当院の小児はりは、刺さない小児はりです。

お子さまのアトピーでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

刺さない小児はり

【子どものアトピーシリーズ】

子どものアトピー発症の土台となる3つの要因

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子どもの食物アレルギー

3/24開催!アトピーをよくするためのスキンケア

鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。

定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。

心と身体が丈夫になり、

柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。

自信が持てるようになり、

リラックス、ストレス軽減効果があります。

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