2020年に入ってから始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)騒動、いまだ終息の目途はつかず、急速に変化する不安定な世界に不安を覚えておられる方が少なくないようです。

この世界をどう受け止めて、どんな風に色付けして見るのか、そしてどんな行動へと繋げていくのか。

その判断は私たち一人一人に託されています。

東洋医学の歴史は感染症との戦いの歴史でしたから、感染症に対して明確な考え方と行動があります。

それは既に2000年前に書かれた東洋医学の古典『黄帝内経』に、感染症に対する予防方法や治療法が記載されています。

東洋医学における感染症の考え方

東洋医学の歴史は感染症との戦いの歴史でしたが、それにも拘らず病の元(原因)を追求することは、さほど重要とは考えません。

診るべきところはすべて、病んだ者の体に現れるからです。

なにがしかのウィルスや細菌が侵入したとしても、素体として病に対する体の環境(健康の場)は一人一人違うのが当たり前で、必ずしも病が発症するわけではありません。

実際、新型コロナウィルスについても多くの人の場合は無症状で、無症状者から感染が広がることはない、とWHO(世界保健機構)が発表しています。

また原因が分かったところで、治癒へ向けて舵取りする治療が行われなければ意味がありません。

大切なのは、病の元となるものの種類を特定することではなく、それによって人の体に現れた不調を体に負担のない方法で取り除いたり、自身の免疫の力によって改善することです。

東洋医学は、未来志向の、実践的な医療という訳です。

東洋医学的、感染症予防

1つ目は外から入ってくるウィルスの侵入に対抗するために、「養生」することです。

当たり前の王道であるのに関わらず、現代人が忘れがちですが、正しい食事・適度な運動・十分な休養(睡眠)で、体の気を充実させて免疫を高めることが基本です。

他の誰のでもなく、自分の基準・やり方、自分のペースを知っておくと良いでしょう。

それに加えて、感染症の要因となる冷え湿を予防しましょう。

冷たい飲食物を避け、水分の摂りすぎに注意し、適切な衣服で体を冷やさないようにします。

血流をよくするために、食事に生姜やシナモンを取り入れてみましょう。

胃腸が弱ると免疫力が弱ると考えるため、暴飲暴食は避け、粗食を心掛けましょう。

セルフケアのお灸もおススメです。

 

2つ目は「感染源を回避する」ということです。

密閉・密集・密接の三密を避けて、手洗い、咳エチケットなどを励行することが推奨されています。

詳しくは厚生労働省による新型コロナウィルスを想定した新しい生活様式をご覧ください。

神経質になり過ぎて心が病んでしまわない程度に、自分にできる範囲で行いましょう。

すべてはエネルギー

少しオカルト的な話を付け加えておくと、東洋医学では世界で起こる様々な事象も病も、すべては陰陽のエネルギーのバランスと考えます。
 
私たちが生きる世界も、自分という個体も、大きさの違いはあれど流転するエネルギー体です。
 
 
私たちはいろいろなものの影響を受けながら生きていますから、自分取り巻く環境や人間関係、手や肌に触れるもの、口から体内へ入れるもの、目にするもの、自分が発する言葉や、耳から入ってくる言葉・音、あらゆるものにエネルギーがあります。
 
これからの世界で大切になってくるのは、何が起こるのか?と他力本願な他人軸の在り方ではなく、どういうエネルギーを発するのか?どんなエネルギーを受け取っていくのか?という自分軸の在り方かもしれません。

大丈夫。

すべてはエネルギーだから、私たちはすべてを内包して繋がっている。

大切な皆さまが、心身ともに健やかに幸せに過ごされますように、心から願っています。

鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。

定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。

心と身体が丈夫になり、柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。

自信が持てるようになり、リラックス、ストレス軽減効果があります。

冷え性・むくみ・慢性疲労・便秘・肩こり・頭痛などでお悩みの方は

根本から体質を改善して健康な身体を作る沙羅鍼灸院へご相談ください。

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