「原因」と「結果」の法則、という考え方があります。
心の中の想いが、それ自身と同じ種類のものを生み出す、という考え方です。
「因果」という考え方もあります。
すべての行為は後の運命を決定する、という考え方です。
似ているようで、原因を「心」(内)に求めるか、「行為」(外)に求めるかが異なります。
例えば〇〇アレルギーの場合だとこんな具合です。
1.〇〇が原因となり、アレルギー反応が起きている
2.〇〇にアレルギー反応が起こってしまうのは、身体が緊張状態、もしくは弱っている(機能低下)状態にあるため、ちょっとした刺激に過敏に反応してしまう
1.は、原因を人(自分)の外(他人や環境など)に求めます。「外因」
2.は、原因を人(自分)の内(自分自身の体質や気質、心)に求めます。「内因」
原因を外に求めるのが西洋医学とすれば、原因を内に求めるのが東洋医学です。
東洋医学では、「病気になる原因は、(自分自身の)心と身体のバランスの崩れにある」という視点を大切にしています。
人が他人を変えることができないように、外にある原因はなかなか変えることができませんが、自分自身を変えることはそれよりも簡単です。
体質や、そのときの身体が緊張状態にあるのか、弱っているかによっても、感じ方や心の状態が変わってくるため、もしかすると「○○が原因となってアレルギー反応が起きている」のではなく、「△△がいやだから〇〇アレルギーという形で表現している」のかもしれません。
原因を外に求める西洋医学では、アトピーは「一生治らない病気」になりますが、原因を内に求める東洋医学では、アトピーは「治る病気」になるのは、こうした理由からです。
もちろん、原因を外に求めるのも内に求めるのも、どちらの求めても自由で、その選択があなたにある限り、すべてが正解の答えになります。
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