猛暑日が続く夏、動悸や胸苦しさが出たりしていませんか?

冷房と冷飲食のために冷えのぼせや、むくみが酷くなり、ギックリ腰や四十肩になったり、肩こりや腰痛、体のだるさもいつもより酷い気がする、という人が増えています。

その上、今年は緊急事態宣言が発令され、ますますお家生活と運動不足が加速しています。

お家の中でできる運動は限られているかもしれませんが、日常生活の中でほんの少し意識するだけで、ちょっと体が楽になり、不調を予防することができるポージング・エクササイズがあります。

 

暑い夏は、心臓/循環器系への負担が増加する

日中は外に出れないくらいの暑さで、体温より高い気温のとき、人の体は脱水を予防しようと発汗を止めるため、体温が上がります。

そこで熱中症にならないように冷房を入れ、物理的に体表面を冷やして汗を止めるのですが、このときに尿が出ていればいいのですが、尿量が少ないと体の中で熱がこもり、冷房が入った屋内にいるのに熱中症の症状が出ることがあります。

熱中症にならなくても物理的に体表面が冷やされ過ぎて、寝違え、ギックリ腰、四十肩になることもあります。

 

夏は暑さのために体表面の細動脈が緩んで、体幹部に戻る血流が勢いを失う季節。

心臓に戻る静脈の環流量が少ないと、心臓は拍出量を増やすことで全身に血液を送り出そうとします。

それが動悸や胸苦しい、のぼせなど、心臓に負担がかかっていることを現す症状です。

夏は、心臓/循環器系への負担が増加する季節なのです。

心臓に戻る静脈血を増やそう

心臓の負担を減らすためには、心臓に戻る静脈血の量を増やすことです。

心臓は戻ってくる血液量に応じて収縮力を変化させている(スターリングの法則)ため、静脈血がたくさん心臓に戻ってくると、心臓は拍出量を増やさなくても全身に必要な血液を送り出すことができるからです。

 

今回ご紹介するポージング・エクササイズは、かかとを床に付けたまま行うため、ふくらはぎの筋肉がしっかりと収縮して心臓に戻る静脈血の量を増やします。

 

足の陽明胃経の「解谿」というツボを刺激するため、頭から上に停滞した血液(のぼせなどの原因)を降ろし、頭の方の熱を冷ましてくれる効果があります。

骨膜がぎゅ~っと締め付けられるような感じがするくらい圧をかけるのがポイントです。

骨を強くし、血液を免疫が作られる

膝に負担がかからないように、足のスネの骨(脛骨)にしっかりと圧力をかけるのも重要なポイントです。

 

骨に圧力がかかると、その骨から電子が飛び出してマイナスの電荷になります。

すると周りの物質でプラスイオンのものがくっつくのですが、その1つがカルシウムで、丈夫で強い骨を作ってくれます。

骨粗しょう症の予備軍になる50代以上の女性にとてもお勧めのポージング・エクササイズです。

 

あるポーズを一定時間キープすることで、血管にも圧が加わり、細菌などを食べて殺菌作用のある顆粒球、異物を認識して記憶、抗体を作ったりするリンパ球に指令を送る単球/マクロファージ(細菌やウィルスを取り込んで消化・殺菌して、異物から体を守る)が作られ、免疫が高まります。

つまり、このポージング・エクササイズをすることで、骨・骨髄に圧力がかかって免疫細胞が作られ、さまざまな感染症や病気に強くなるということ!

数秒でも効果がありますので、ぜひやってみてくださいね。

 

運動しないセルフメンテナンス Selfactレッスンは、毎月第二木曜日に少人数でリアル開催しています。

Youtube動画を見てもよく分からない、もっといろいろ知りたい!という方は、ぜひご参加ください。

 

鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。

定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。

心と身体が丈夫になり、柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。

自信が持てるようになり、リラックス、ストレス軽減効果があります。

冷え性・むくみ・慢性疲労・便秘・肩こり・頭痛などでお悩みの方は

根本から体質を改善して健康な身体を作る沙羅鍼灸院へご相談ください。

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