連日TVではコロナウィルスの感染者が何人増えた、というような報道が続いていますね。
そういえば数年前に流行したSARSもコロナウィルスが原因でした。
コロナウィルスもインフルエンザウィルスも、ウィルスはウィルス。
主な感染経路は飛沫感染と接触感染、つまり約1mの範囲内で空気中に飛び出したウィルスや、直接的・間接的にウィルスが付着したときに感染します。
対策は、1.人込みを避ける。2、咳・くしゃみなどする人から1,5m離れる。3、手洗い・うがいの3つが基本です。
とはいえ、毎日満員電車で出勤し、気密性の高い屋内で大勢の人と共に勤務されている人にとって、1、2、を実践することは不可能に近いことでしょう。
本日はそんな方でもできる、コロナウィルス、インフルエンザウィルスに効果的な予防法をお伝えします。
湿度が低いとウィルスは長生きする
感染したウイルスは宿主の細胞内で増殖しますが、体外に排出されると長生きできないとされます。
既に1961年にHarper GJが発表した「ウイルスの生存実験」によって、温度が低く、湿度も低い環境では、インフルエンザウイルスの生存率が高くなることが知られています。
そのため、気温が低く空気が乾燥する冬にインフルエンザが流行するのです。
また湿度が低く乾燥が強い環境下では、鼻粘膜・口腔粘膜に充分な潤いをを与えておかないと、ウイルスなどが細胞に付着、侵入し、感染しやすくなります。
マスクは意味がない、という意見もありますが、鼻粘膜・口腔粘膜の乾燥を予防するという点においては効果が高い、と私は考えています。
マスクをすることで呼気による蒸気でマスク内の湿度が保たれるため、粘液の流れによってウィルスが体内に侵入する前に、大部分のウィルスは体の外へ排出されます。
空気が鼻腔で暖められ、湿度を含んだ状態で喉まで到達すると、肺胞の粘膜になじみやすく酸素がスムーズに吸収されます。
その結果、身体に十分な酸素が供給され、脳が活性化し、各細胞の働きがスムーズになります。
もちろん、免疫力も上がり、例えウィルス感染したとしても、免疫の力でウィルスを撃退することができます。
予防は入り口から
日本免疫治療研究会会長で元東京大学医学部口腔外科講師の西原克成先生によると、日本人の半数以上が無意識のうちに口呼吸をしていて、小学生以下に至っては8割以上が口呼吸になっているのだそうです。
そもそも口は食べものを入れるところで、呼吸をして新鮮な酸素を取り入れるところではありません。
口呼吸をしていると、口から入った空気がそのまま喉を通り、血液中に入り込んで全身に病原菌を運んでしまうことになります。
また、喉には湿度・温度の調節機能がないので、吸い込んだそのままの空気がそのまま全身をめぐり、リンパ組織などの免疫細胞に損傷を与えます。
その結果、身体を浄化する酸素が吸収されにくくなり、免疫力が低下して風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
一方、鼻呼吸をしていると、病原菌の50~80パーセントは鼻粘膜で吸着、処理して、空気中に含まれる病原菌を撃退することができます。
さまざまなご事情でマスクができない場合は、口をしっかりと閉め、鼻呼吸を意識しましょう。
むやみに恐れない
感染しても発症する人としない人がいる理由は、体から異物を排除する力=免疫力があるかどうかです。
コロナウィルスも重症化しているケースは、高齢者や持病を抱えた人と聞きます。
むやみに恐れず、自分にできる対策をしっかりして、日頃から免疫力を上げておきましょう。
適度な「恐れ」という感情は、リスクマネージメントを行う原動力になりますが、過度な「恐れ」という感情は免疫の低下を招きます。
東洋医学の歴史は、ウィルスなどの感染症との戦いでしたから、コロナウィルスやインフルエンザの予防には、鍼灸治療も有効です。
鍼灸治療で血液の循環をよくしたり、免疫細胞を活性化させることによって、例えコロナウィルスやインフルエンザ・ウィルスが体内に侵入しても戦う力を備えます。
当院に定期的に通われている患者さまの中には、「インフルエンザとか何日も会社を休まなければいけないような風邪をひかなくなった。」「風邪をひいても、すぐに治るようになった。」と仰ってくださる方が多数おられます。
ぜひ風邪やインフルエンザの予防のために、当院の鍼灸治療をご利用くださいませ。
鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。
定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。
心と身体が丈夫になり、
柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。
自信が持てるようになり、
リラックス、ストレス軽減効果があります。
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