11月8日に立冬を迎えました。
秋から冬に季節が変わる今の時分には少なく、春から初夏にかけて起こることが多い症状で、胸の下あたり、肋骨のちょうど真ん中、胃の上あたりがつかえたような感じがして、気持ちが悪くなったり、苦しくなったりすることがあります。
ゲップが多い・胃もたれ・ムカムカする・吐き気がするなどなど。
季節に関係なく、妊娠初期や乗り物に乗ったときに、よく似た症状が出る人もおられます。
そんな胸や胃の不快感をはじめてとした、つわり・乗り物酔いにも効くツボをご紹介します。
手の厥陰心包経「内関」
手首を曲げたときにできるシワの中央から、肘に向かって指3本分のところにとります。
手首を手前に曲げると浮き出てくる2本のすじの、ちょうど間にあります。
内関の「内」は”内臓”という意味があり、「関」には”出入りの要所”という意味があります。
つまり口にした食べものが胃腸に入っていく関所に働きかけるツボになるので、胸から下の内臓、特に消化器系の症状を軽くしてくれる効果があるのですね。
心包経の「心包」は"心"を守っているもの、王様である心の代わりに働くもの、という意味があり、心臓・循環器系とつながって、胸から胃にかけての痛みや不快感を治す効果があります。
だから心の悩み、動悸、更年期の症状などにも使われることがあるツボです。
乗り物酔いやつわりなどでムカムカするときは、このツボをギューッと押すだけで割とすぐに楽になることがあります。
内関にお米や〇〇丸などの小さな粒を絆創膏で貼っておくと、乗り物酔いやつわりの予防になりますよ。
お灸をするときのコツと注意点。
お家でセルフ灸をするときは、お灸は熱さをしっかり感じるまで。
熱さを感じにくいときは、お灸をしたところの皮膚がポッと赤くなってきたらOK。
熱い時は無理に我慢せず、直ぐに外してくださいね。
市販の台座灸だと1~3個すると良いでしょう。
どうぞお試しください。
お灸の仕方やツボの取り方を知りたい!という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
つわりの他、妊娠中に起こるさまざまな不調のご相談も承ります。
鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。
定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。
心と身体が丈夫になり、柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。
自信が持てるようになり、リラックス、ストレス軽減効果があります。
冷え性・むくみ・慢性疲労・便秘・肩こり・頭痛などでお悩みの方は
根本から体質を改善して健康な身体を作る沙羅鍼灸院へご相談ください。
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