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「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰返す、そう痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ。」

これが日本皮膚科学会によるアトピー性皮膚炎の定義です。

 

 

実際にアトピーがよくなっていく過程において、「いきなり次の日にアトピーの湿疹が完全に消えている」ということは、全くない訳ではないにしても基本的には起こらない、と私は考えています。

一見よくなったように見え、一見悪化しているように見える(増悪と緩解)病変が繰り返されながら、徐々に改善していく、というのが、アトピーのよくなり方です。

というのは、皮膚にはターンサイクルというものがあるからです。

 

アトピーでない、健康な人の皮膚では、表皮の一番下にある基底層から垢になって剥がれ落ちるまで28日かかると言われており、個人差はありますが、このターンサイクルは20歳以上になると徐々に長くなり、40代を超えるとターンサイクルが40日以上にもなると言われています。

一方でアトピーの方の場合、病変部位(アトピーが出ているところ)の皮膚のターンサイクルは非常に早く、1・2日ということもあるそうです。

 

つたない図で申し訳ないのですが、アトピーでない健康な肌の皮膚細胞はレンガのモルタル構造によく例えられます。

アトピー肌の皮膚は、1つ1つの細胞が均一の大きさや形をしているわけではなく壊れていて、また細胞と細胞の間も隙間だらけで、垢になる前に角質層のところではがれ落ちてしまいます。

まずは自然に垢がはがれ落ちるように壊れた細胞たちが皮膚から離脱していくこと、健康な皮膚の何倍もの早さになってしまっているお肌のターンサイクルを正常に戻すことが、アトピーを改善していく第一目標になります。

それはつまりアトピーがよくなるためには、どんなに早くても28日以上、皮膚全体が同じスピードで足並みを揃えてターンサイクルを行うようになるには、少なくとも3か月以上はかかる、ということを意味します。

 

その間、アトピー肌の壊れた細胞たちが角質層のところではがれ落ちる度に一見よくなったように見え、一見悪くなったように見えますが、それはアトピーが改善していく過程において起こる、当然の現象とも言えます。

アトピーの改善には「忍耐」が必要なのです。

 

とはいえ、その現象が激しい痒みを伴い、ときには死にたくなるほど辛いのもよく分かります。

鍼灸治療は辛い痒みと炎症を静め、自律神経のバランスを整え、長いアトピーとの戦いを強力にサポートしてくれます。

施術を受ける前は皮膚の炎症のために赤かった皮膚が、施術を受けた後は赤くないことに多くの方が驚かれます。

アトピーで辛い方は、ぜひ当院の鍼灸治療を受けてみてください。

 

また清浄なお肌のターンサイクルを取り戻すためには、アトピーをよくするための栄養の取り方(食事)があり、スキンケアがあり、長いアトピーとの戦いを耐えぬくためのマインドがあります。

もちろん、環境やいろいろな条件が整い、何もしなくても自然にアトピーが改善することもあるでしょう。

それは否定しませんが、今の環境下で、アトピーの症状がある、ということは、そこに何か原因がある、ということではないでしょうか?

 

ご興味のある方は、どうぞ私が講師を務めるアトピーをよくする基礎セミナーにお申し込みください。

 

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