夏至が過ぎ、1年の中で最も昼が長くなり、夏で最も暑さを感じると言われている頃、寝苦しさを感じる夜が増えてきていませんか?
夏に旺気する心の臓に負担が過ぎると、暑さで頭がボーとしたり、動悸がしてきたりします。
身体がだるくて起きているのが辛く、すぐに横になりたくなります。
熱中症や、更年期のホットフラッシュにも似たこれらの症状を和らげ、寝苦しい夜に寝つきをよくし、夏バテを予防してくれるツボを本日はご紹介しましょう。
熱中症予防のツボ。
手の厥陰心包経
労宮(ろうきゅう)
手の平の真ん中にあり、握りこぶを作ったときに、中指と薬指の先端が当たる辺りにとります。
その名の通り、疲れてくると凝ったり、押すとイタ気持ちがいいところ。
夏に活動が活発になる心の熱を冷ます働きがあるので、のぼせやほてりを冷まし、胸のつまりを取り除いて気分の落ち込みを回復させ、軽いうつなどの精神的な症状も和らげてくれます。
身体にこもった熱を放散するので、熱中症予防にもなります。
「疲労の館」という意味があり、中国では不老長寿のツボと言われて、アンチエイジングのツボとして、毎日お灸をする女性も多いとか。
子どもの夜泣きにも効果有。
大人に比べて体温も高く、熱の多いのにもかかわらず、汗腺が未発達で体温調整が下手な乳幼児は、熱中症になりやすいと言われています。
子どもが夜目を覚ましたりグズグズ言っているときは、この労宮を指先に向かってやさしーくさすってあげると、すーっと眠ってくれますよ。
お灸をしよう!
大暑を含めて7月19日~8月6日は夏の土用、労宮のお灸に加えて、胃腸を元気にする足三里にもお灸をしておくと熱中症予防や夏バテ予防になるだけでなく、健やかに夏の土用を過ごすことができます。
お家でセルフ灸をするときは、お灸は熱さをしっかり感じるまで、熱さを感じにくいときは、お灸をしたところの皮膚がポッと赤くなってきたらOK。
市販の台座灸だと1~3個すると良いでしょう。
夏は毎年、体調を崩す、という方は、ぜひお試しくださいね。
お灸の仕方やツボの取り方を知りたい!という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。
定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。
心と身体が丈夫になり、柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。
自信が持てるようになり、リラックス、ストレス軽減効果があります。
冷え性・むくみ・慢性疲労・便秘・肩こり・頭痛などでお悩みの方は
根本から体質を改善して健康な身体を作る沙羅鍼灸院へご相談ください。
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