節分が終わったら、2月4日には立春を迎えます。

今年は暖冬だったせいか、冬の間に充分に腎を養うことができなかった人が春の病気になっている症例を多く目にしています。

特に辛いのが手足の強い冷えと、顔や頭、首・肩の辺りに出てくる不調。

あたためても温めても、足の末端から冷えあがってくるような気がする、と仰います。

そんな春特有の、顔面上焦部の不調を和らげ、冷えを解消するツボを本日はご紹介したいと思います。

頭や顔の不調を和らげ、冷えを解消するツボ

足の少陰腎経 

湧泉(ゆうせん)

足の裏を図のように三等分して、上三分の一のライン上の真ん中、足の指をかかとに向けてギュッと曲げた時にできる人の字の中心の下に取ります。

足の少陰腎経の経絡が始まるツボです。

経絡の最初のツボというのは、その経絡に与える影響はとても大きいと言われてす。

湧泉の意味。

生命の泉が湧き出るところ、という意味がある湧泉は、体力や気力を高めて身体全体を元気にする万能のツボのひとつです。

腎の経絡の中でも木気(春の気)の調整が得意なツボで、春の始まりの立春の時期にピッタリのツボと言えるでしょう。

湧泉の効果

まだまだ気温も低く、寒邪(冷え)という邪気が人の身体を侵しやすいとき。

そこで冬にエネルギー活動が活発になる経絡である、腎経のツボを刺激することによって、身体の中に入り込んだ寒邪(冷え)を追い出すことが可能になります。

足にお灸をすることによって、足腰の疲れをとり、上半身に偏った熱を下半身に引き下ろす、という効果も期待できます。

足の裏にありますが、頭部の血流をよくするため不眠にも効果があります。

冷え性の方も、それほど冷えが気にならない方も、立春の養生灸として、ぜひ毎日お灸をしてみてくださいね。

お灸をするときの注意点

せんねん灸など市販の台座灸でお家お灸をするときは、お灸は熱さをしっかり感じるまで行いましょう。
熱さを感じにくいときは、お灸をしたところの皮膚がポッと赤くなってきたらOK!それ以上、お灸をする必要はありません。

熱い時は無理に我慢せずに、お灸を外してくださいね。

無理に熱さを我慢すると水泡ができたり、火傷の原因になります。

熱さをしっかりと感じるだけで十分に効果があります。

糖尿病などで熱さを感じにくい人は、皮膚の赤みを指標にしましょう。

鍼灸治療は、心と体の調和を目指します。

定期的に受けることで、心身の健康を保つために役立ちます。

心と身体が丈夫になり、柔軟性が向上し、免疫力が高まってきます。

自信が持てるようになり、リラックス、ストレス軽減効果があります。

沙羅鍼灸院は、鍼灸治療を通じて
皆さまの健康と、夢を実現できる人生を応援します
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