子どものアトピーについて、シリーズでお届けしています。

子どものアトピー発症の土台となる要因は、以下の3つ。

①遺伝的素因(父親or母親がアトピー、またはアレルギーがある)

②乳児湿疹に対してステロイドで対処した。その後も使ったことがある。

③帝王切開で生まれた。もしくは自然分娩だが産前産後に抗生剤を使用した。

この3つが土台にあると発症率が上がりますが、このどれか1つがあるから発症するわけではありませんし、もちろん3つ全部あっても発症しない場合もあります。

それだけアトピー性皮膚炎という病気は、1つの原因によっておこる病気ではなく、いろいろな発症因子、増悪因子が絡んで、その病態を作り上げている、ということなのです。

3つの内、1つでも当てはまるものがあり、その上で更にいくつかの条件が重なると、子どものアトピーの発症率が上がります。

※詳しくは子どものアトピー発症の土台となる3つの要因をご覧ください。

 

 

子どもがアトピーになる条件は、以下の6つ。

1.①~③に加えて、粉ミルクで育った

2.ママがベジタリアン、もしくは厳格なマクロビアン

3.母乳をあげているママがマクロビアン

4.オメガ3を長期にわたって摂っていた

5.1歳未満から抗生剤を与えたことがある

6.抗菌除菌を一生懸命やっている

 

1つ1つの詳細は追って記事にしていきますが、6つの条件の内、1~4は母乳育児とお母さんの食事と関係があることにお気づきでしょうか?

母乳は乳腺という腺(液体を作る組織)が血液から作り出します。

ご存知の通り、血液の中にはお母さん自身が口から取り入れた食べものが、栄養となって吸収されて含まれています。

妊娠中から乳腺細胞は妊娠後期から乳汁(母乳)を分泌し始めるので、妊娠中からのお母さんの食事や生活習慣が、産後の乳汁分泌と質に関わることは容易に想像できます。

 

WHO(世界保健機構)は少なくとも生後6か月、最大で2歳まで母乳のみで育てることを推奨していますが、これは母子共に健康にとって恩恵があるからです。

 

離乳前のお子さまがおられる場合は、何はともあれ母乳育児を続けること、そしてお母さん自身の食事の内容を見直すことが、子どものアトピー発症を防ぐファースト・ステップになります。

 

もちろん、子どものアトピー発症の土台となる要因の3つが当てはまらなければ、過度に心配する必要はありません。

子どもがアトピーになる条件の内、1つだけ当てはまる程度ならあまり問題はなく、アトピーが発症しないことも多いです。

 

当院では、乳汁分泌不全など、産後のお身体の治療も行っております。

子どものアトピーへの対処の仕方、ちょっとしたセルフケアやお母さんの食事のことなど、不安や懸念があって詳しく知りたい方は、10~20分ですべてを説明することは不可能ですのでカウンセリングを受けてくださるよう、お願いしています。

どうぞお気軽にご相談ください。

【アトピーを自分で改善できる方法を教えるカウンセリング】

◆料金    : 20,000円

・カウンセリング(60分)
・「アトピーを劇的によくするための10のセルフケア」PDFファイル・プレゼント

◆場所    : 沙羅鍼灸院・大阪市内の指定カフェ・Skype/LINE の内いずれか。

【カウンセリングの流れ】

① 事前にカウンセリング・シートにご記入、提出していただきます。
② 対面、もしくはスカイプで、実際にお顔を見ながらカウンセリングさせていただきます。

※東洋医学的な診断のために実際にお顔を拝見する必要があります。

③ 今のあなたに必要なセルフケアやアトピーをよくするコツをお伝えします。
④ 数日以内に、カウンセリング結果をまとめた診断書をメールでお送りいたします。

 

 

Follow me!